販促物を依頼するときはRFP(提案依頼書)を作成しよう

販促物の作成を代理店に依頼するときは、RFP(提案依頼書:Request For Proposal)を作成しましょう。
RFPとは、業者に情報を提供して、よい提案をもらうための手段です。
RFPを作ることで、企画の趣旨や依頼したいことを明らかにできます。
また、事前に用意しておくことでヒアリングなどの打ち合わせ時間の短縮にもなります。
RFPには以下のようなことを書きましょう。

■RFP(提案依頼書)に書く内容
  • 企画の概要

    依頼することになった背景や企画の目的を書きます。
    想定するお客さん像・競合がどんな状態なのかも伝えましょう。
    (事前に5W2Hの整理3C分析・4P分析を済ませておくとスムーズです。)

  • 仕様

    求める制作物の仕様をまとめておきます。
    (印刷物の場合はサイズ・部数・用紙の種類など、Webサイトの場合はページリスト・必要な機能など)

  • 要素

    希望する制作物の参考となるものや、記載してほしい要素があれば伝えます。
    自社商品の資料やサンプルがあれば渡しましょう。

  • 制限事項

    自社独自のルールや制限があることを書きます。
    (納品形態・ロゴの取り扱い・サーバーの設置条件など)

  • 依頼したいこと

    業者に依頼したい作業範囲を書きます。
    (企画・原稿作成・デザイン・写真撮影・システム開発など)

  • 自社の体制

    自社の担当者(連絡窓口)、社内でのチェック体制や承認のステップについても伝えましょう。
    公開後の運用体制などについても検討しておいてください。

  • スケジュール

    納品希望日を書きます。
    社内スケジュールなどもわかる範囲で伝えましょう。

  • 予算

    予算を率直に書きます。
    ▼代理店に予算を伝える方法

  • 提出してもらいたいもの

    提出してほしい資料を書きます。
    (提案書・見積書・スケジュール表など)



「依頼内容のヒアリングも代理店がするものではないか?」と思うかもしれませんが、こちら側から依頼内容をしっかり伝えることで質の高い提案・制作物を期待できます。
RFPは自社のために作るものだと考えてください。

代理店に予算を伝える方法

予算はあらかじめ設定しておいた金額を率直に伝えましょう。

予算の決め方は、以下でも確認いただけます。
▶販促の流れ|【STEP.5】How Much:いくらかけるのか?予算を決める

予算を提示しておくことで、予算に合わせた提案をしてもらえるはずです。
また、希望することをすべて満たしたときの費用とのギャップを知ることもできます。

販促業者によってどんなところに費用がかかっているのか知っておくとなおよいです。
予算を伝えるときは、以下のような項目についてそれぞれ伝えましょう。

■Web制作会社に依頼するとき
  • Webサイト制作の予算
  • 更新作業の予算
  • サーバーの予算など
■印刷物制作会社・印刷会社に依頼するとき
  • 印刷の予算
  • 印刷物制作の予算
■DM・ポスティング代行会社に依頼するとき
  • ポスティングの予算
  • DM発送の予算
■広告代理店に依頼するとき
  • Web広告の予算
  • マス広告の予算
  • 交通広告の予算
  • 新聞広告の予算
■SEO会社に依頼するとき
  • SEO(検索エンジン最適化)の予算

上記の予算感がまったくわからない場合は、事例を紹介してもらいましょう。
他社が似たようなことを依頼したとき、どのぐらいのコストがかかったのか尋ねてください。

失敗しない!販促業者を選ぶときのポイント

販促物を外注するときは、制作会社や広告代理店に依頼することが多いかと思います。

依頼内容によって、代理店にどこまでのレベルを求めるのか整理しましょう。
良い業者に出会えると、販促物の制作だけでなく、販促・営業の全体を見て売れるしくみを提案してくれます。

業者の分類

成果が出にくい業者を避けるためには、以下の点を確認してみましょう。

長く付き合っていける業者を選ぶためのチェックポイント
  • 売れるしくみを提案してくれそうか?
    尋ね方の例:
    「○○さんがこの商品を売るなら、どんな売り方をしますか?」
    「御社ではマーケティングの設計をどのようにしていますか?」
  • 販促のノウハウを教えてくれそうか?
    尋ね方の例:
    「うちにとって役立つ情報を提供してもらえますか?」
    「作ってもらうだけでなく、ノウハウを教えてもらえますか?」
  • 依頼したことの結果責任を持ってくれそうか?
    尋ね方の例:
    「サポートはどのぐらいしてくれますか?」
  • しっかりと話をきいて真摯に応えてくれるか?
  • 自社の商品・サービスを押し売りしてこないか?
  • 明確な実績を持っている会社か?

尋ねたことについては、答えがハッキリ返ってくるかどうかもみておきましょう。
企業秘密にしたり、しどろもどろで答えになっていない業者の場合は、成果が出にくくおすすめしません。

販促は事前準備が重要!依頼する前に考えておくべきこと

代理店に頼む前には、以下の準備をしておきましょう。

依頼したいことを整理できていれば、質の高い提案・制作物を期待できます。
つまり、すべて自社の販促の成果につながってくるのです。
詳細については、リンク先で解説しているのでよければ参考にしてみてください。



貴社にとってよい代理店が見つかることをお祈りします。