ホームページは販促に必須!ホームページをもつメリットとは?

ホームページとは、自社のさまざまな情報を載せておく窓口のようなものです。
ホームページを作ることで以下のようなメリットが期待できます。

  • 商品・サービスの詳しい説明ができる
    商品やサービスの基本的な情報だけでなく、導入事例やお客さんのレビューなど詳しい情報を載せることができます。
    店舗販売や営業などで直接お客さんと対面しなくても、ホームページが接客の役割を担ってくれます。
  • 商品・サービスを販売できる
    お客さんに店舗まで足を運んでもらうことなく、商品を買ってもらえます。
  • お見積りやお問い合わせを受けられる
    お客さんから、商品・サービスの質問を24時間受けることができます。
    自社サイトにお問い合わせフォームを設置しておくことで、購入意思の強いお客さんを逃がさずに済みます。
  • 実店舗への集客に活用できる
    ホームページに店舗の場所や営業時間などの情報を載せておくことで、お客さんを店舗に誘導できます。
  • SNSとホームページの相乗効果が期待できる
    SNSでシェアしたことの受け皿として、ホームページを活用できます。
    たとえばInstagramやTwitterで商品やイベントの概要をお知らせし、詳細の情報をホームページで確認できるようにするといった連動方法です。
  • 自社のことを知ってもらえる
    会社概要や企業理念など、会社からのメッセージを記載しておくことで、商品だけでなく会社のことも知ってもらえます。
    会社のイメージアップなどにも有効です。

【業種別】ホームページに必要な要素まとめ

お客さんが商品の購入を決めるときに重視するポイント=KBF(Key Buying Factor:購買決定要因)は、業種ごとに異なります。

ホームページ制作を代理店に依頼するときは、お客さんが購入を決定するポイントである「KBF」をしっかり伝えるようにしましょう。 また、ホームページに取り入れておくとさらに競合優位となる要素もあります。
お客さんはホームページを通して必ず他社と比較するので、比較の土俵に乗るために優先度の高い要素も取り入れるようにしてください。

■物販
KBF 商品ラインナップ、商品画像、価格、商品説明、発送日
競合優位となる要素 支払方法、送料、保証・アフターサービス、お客さんのレビュー、販売実績、メディア紹介実績など

■オーダービジネス(BtoB含む)
KBF 価格の目安、納期の目安、仕上がりイメージ、注文方法、注文から発送までの流れ
競合優位となる要素 制作事例、お客さんのレビュー、有名企業・公的機関など権威のある法人への納入事例、保証、アフターサービス、メディア紹介実績など

■店舗誘導ビジネス
KBF 場所、営業時間、休業日、予約方法、電話番号
競合優位となる要素 お客さんのレビュー、メディア紹介実績など

■クリニック・診療所・歯科医
KBF 場所、診察時間、休診日、予約方法、電話番号、対応可能な症状、治療の流れ、院長紹介
競合優位となる要素 院内紹介(治療設備など)、症例の紹介、院長の詳しいプロフィール・院長のメッセージ、患者さんの声、メディア紹介実績など

■士業
KBF 場所、相談方法、サービスの提供形態(書類作成・顧問契約など)、申し込みからサービス提供の流れ、先生紹介
競合優位となる要素 先生の詳しいプロフィール、先生のメッセージ、実績、クライアントさんの声、メディア紹介実績など

■コンサルタント・教育業
KBF 数値実績紹介、場所、料金、申し込みの流れ、依頼方法、コンサルタント・講師紹介
競合優位となる要素 コンサルタント・講師の詳しいプロフィール、事例紹介、クライアントさんの声など

■旅館・宿泊業
KBF 場所、価格、予約方法、部屋紹介、電話番号、室内の写真
競合優位となる要素 料理・お風呂・眺望の写真、お客さんのレビュー、メディア紹介実績など

販促効果の高いホームページの条件とは?

よいホームページには3つの条件があります。
3つの条件を満たしてホームページをよりよい状態にしましょう。

  1. ひと目で何のサイト・ページなのかがわかること
    お客さんはホームページに来たときに、求めている情報があるか瞬時に判断します。
    求めているものがないと判断されたら、すぐにブラウザバックされてしまいます。
    なので、画面の一番上の「ファーストビュー」と呼ばれる位置に、お客さんが求めているものを的確に表示してください。
  2. 反応率が1%以上あること
    ホームページの一般的な反応率は1%とされています。
    取り扱っている商品やサービスにもよりますが、およそ1%が標準的な数値と言われています。
    反応率とは、ホームページに訪れた人(総数)に対して、どのくらい購入・問い合わせに至ったかの割合です。
    たとえば、500件のアクセス(総数)に対して購入件数(反応数)が5件だった場合、反応率は1%です。
    反応率を上げるには、ホームページ内の接客が重要です。
    上記で記載した、KBFや競合優位となる要素を取り入れて反応率を上げましょう。
  3. 購入(問い合わせ)が簡単であること
    ショッピングカートやお問い合わせフォームなどがわかりやすいことも、よいホームページの条件です。
    「2.反応率が1%以上あること」の条件にも直結します。
    ホームページのわかりやすい場所に電話番号を掲載したり、決済方法を増やすというのも基本的な対応です。

ホームページを見てもらうための集客方法

せっかくよいホームページを作っても、お客さんに来てもらわなければ意味がありません。
アクセス数の増やし方をいくつか簡単にご紹介します。

自社サイトのSEO

あせらずに時間をかけてじっくりアクセス数を増やしたい場合は、SEOがオススメです。
SEO(Search Engine Optimization:エス・イー・オー)とは「検索エンジン最適化」という意味です。
GoogleやYahooなどで検索したときに、自社のページが検索結果の上位に表示されることで、ユーザーがページにアクセスする機会が増えます。
この検索結果に自社のページを表示させる手段をSEOといいます。
SEOは難しい印象があるかもしれませんが、基本的にはお客さんが実際に検索するキーワードをテーマにしたページを作ることで対応ができます。
しかし、SEOに有効なキーワードの選び方やHTMLの書き方、サイト設計の仕方などについては専門家の知識が必要なこともあります。
その場合は、SEO会社やSEOを得意とする制作会社に依頼するのもよいでしょう。

SEOは、商品・サービスの販売ページ以外にも、スタッフブログやお役立ち情報などのページでも可能です。

広告を出稿する

すぐにアクセス数を増やしたい場合は、広告が有効です。
広告を出稿するには費用がかかりますが、多くの人に短期間で広告を見てもらえ、アクセスアップの可能性が上がります。

インターネット上に出せる広告は以下のようなものがあります。

  • 検索連動型広告(リスティング広告)
    キーワード検索結果画面に出稿する広告
    (検索行動をしているターゲットへのアプローチが可能)
  • ディスプレイ広告
    媒体を限定してバナーや動画広告を表示させたり、人をターゲティングして表示させる方法
  • SNS広告
    Facebook・Twitter・LINE・InstagramなどのSNS上に出稿する広告
  • アフィリエイト広告(成果報酬型広告)
    アフィリエイターが保有しているサイトやSNSに広告を設置してもらう方法

インターネット広告以外にも、テレビCMや新聞広告などのマス広告や、チラシ・ダイレクトメールなどの媒体を使ってホームページを知らせることができます。
紙媒体を使用するときは、広告にURL・検索語句・QRコードなどを掲載して、ホームページにアクセスしやすいようにしておきましょう。

広告出稿は自社で手配することもできますが、広告代理店へ依頼するのもよいでしょう。
広告の提案や運用、広告の制作なども請け負ってもらえます。

SNSの活用

SNSはコミュニケーションや情報発信によって、フォロワーとの関係性を構築していくことが主な目的です。
SEOや広告などのようにホームページに来てもらうことが目的のものではないですが、商品・サービスに深い興味を持ってくれているファンへのアプローチが可能です。
新商品の案内や開催中のイベントがあれば積極的にお知らせして、ホームページへのアクセスを促してみましょう。



ホームページの作成が決まったら、制作や集客は、代理店に依頼することになるかもしれません。
代理店に依頼するときに注意するべきポイントは以下の記事からご確認いただけます。
▶販促物を代理店に依頼するときのコツ

また、ホームページ以外の販促手法についても、関連記事で紹介しています。