ノベルティを配布する2つの目的

ノベルティを配布する目的は以下の2つが挙げられるでしょう。

  1. 認知の向上やイメージアップに、幅広い消費者へアイテムを無料配布する
  2. 忘れられないため、思い出すためにご挨拶の品や粗品として無料配布する

認知の向上やイメージアップ

ノベルティグッズは主に新商品や新サービス、新規開店、リニューアルオープン時に配布されることが多く、わかりやすい例としては街頭でのチラシ配布やポケットティッシュ配布による宣伝が挙げられます。

このように不特定多数のさまざまな方々へ、幅広くチラシ入りのノベルティグッズを配布し、認知の向上を図る目的に使用されています。

そのほかでは展示会などのイベントで、新商品名や新サービス名などの名入れしたアイテムを無料配布して認知向上を図ることも一般的です。

ノベルティグッズには、オープンや新商品・新サービスの存在を知ってもらうという目的があるため、販促品の中でも名入れを施したアイテムが多いと言えます。

忘れられないため、思い出してもらうため

ノベルティグッズの認知以外の目的は「忘れられない」ことや「思い出す」ことが挙げられます。

わかりやすい例としては、企業の年末年始に行うお歳暮や、年始のご挨拶に持参する粗品です。
宣伝や認知向上が目的のノベルティグッズですが、粗品に使用するアイテムには名入れをしていることが一般的で、熨斗紙で包んだ企業名入りの名入れタオルや、一年を通して社名が目に入る名入れカレンダーが代表的なアイテムになります。

これらアイテムは取引先や一度離れてしまったお客様へ、想起を促すことに有効なアイテムになることや、粗品をお渡しする目的として再度営業活動での接触に使用できるため、毎年継続して行う企業様が多く人気です。

このようにノベルティは主に認知向上を目的とする宣伝や、継続した認知、認知の掘り起こしなどに使用される販促手段と言えます。

ノベルティの配布方法4つのパターン

宣伝や認知向上にノベルティはどのように配布されるのかご紹介いたします。

イベントでの配布

主に展示会などのイベントでは広い会場に数多くあるブースの中で、お客様に見つけていただく必要があるためノベルティグッズを利用する企業が数多くあります。

イベントは短い開催期間でいかにお客様との接点を持つかが重要なため、数多くある出展企業ブースに埋もれないためにさまざまなアイテムが利用されます。
配布するタイミングは出展ブースへお越しいただいた時や、名刺交換時、アンケート回答時、説明終了時など目的により変わるでしょう。

主にお渡しする物の基準は「受け取りやすいもの」と「広く周知できるもの」に分けられるでしょう。
「受け取りやすいもの」は企業ラベルを施したペットボトルの水や、季節によってうちわやカイロといったアイテムが挙げられます。
季節により、お客様がもらって嬉しいものを用意することで名刺獲得につながりやすくなるでしょう。
「広く周知できるもの」は多くの出展企業から資料を受け取る来場者様に喜ばれやすいアイテムとしては、荷物を一つにまとめて入れられる名入れを施した大きめのトートバッグがあります。
来場者様は会場内を一日歩き回るため、大きなトートバッグをお渡しすることで、歩き回りながら企業名やサービス名を他の来場者様にアピールできる上、便利に使用できることで認知の向上や企業としての好感度を上げる効果も期待できるでしょう。

来店時のプレゼント

新規オープンや、リニューアルオープンなどにお客様の来店時に配布されるプレゼントとしてノベルティグッズは利用されます。

ノベルティグッズを配布することで来店のきっかけになるため、新規店舗やリニューアルを近隣の方々へ幅広く認知させることにつながる有効な施策になるでしょう。

来店プレゼントの場合、もれなく行うプレゼントも先着順でのプレゼントも、どちらも原則として100円とみなされます。
そのため、もれなくプレゼントや、先着順でのプレゼントといった来店されたお客様へ配布するノベルティの場合は、取引価額1,000円未満に該当するため、景品類の最高額は200円までのアイテムを用意することができます。
ただし、プレゼントを行う当該店舗で行われる取引価額の最低額が100円を超えると認められる場合は、当該店舗で最低額のものの取引価額とすることができます。
※詳細は以下消費者庁ホームページをご覧ください。

参照先 消費者庁ホームページ:景品に関するQ&A Q15

お客様先へのご挨拶の品/手土産

お客様先へのご挨拶の品にもノベルティは活用されます。
年末のご挨拶にお歳暮として贈る品物や、新年のご挨拶に贈る品物として配布されることが多く、名入れカレンダーや名入れタオルがイメージしやすいノベルティグッズです。

一度離れてしまったお客様へ、再度のご挨拶を目的にご連絡する営業ツールとしても活用できるメリットがあります。
名入れを施したアイテムは、受け取る方にとって”あっても困らないアイテム”で日々使用するものが人気です。

街頭での配布

ポケットティッシュや夏場のうちわ、冬場のカイロなど街頭で配布されるアイテムもノベルティグッズになります。
街頭配布の場合は幅広い認知を目的とした”ばらまき”配布が多く、新規オープンや新サービスリリースなどで利用されることが多い手段になるでしょう。

街頭配布を行う場合は、配布場所を管轄する警察署へ事前に道路使用許可を取得する必要があるため、注意が必要です。
また、大型商業施設内での配布に関しても施設管理を行う事業者へ必ず確認を行いましょう。

ノベルティ選びのポイント

ノベルティを選ぶ上での大切なポイントをまとめてご紹介します。

実用性のあるアイテム選び

ノベルティグッズのポイント1つ目は実用性です。
普段からよく使う実用的なアイテムから選ぶことが大切になります。
宣伝や認知、イメージアップを目的としているため、実用性がなくかさばるアイテムになると、消費者が受け取らない場合や、まったく使用しないといったことにつながるため、アイテム選びは実用性があって受け取りやすいコンパクトなサイズを意識する必要があります。
また、コンパクトなことで配布しやすいメリットもあるため受け取る消費者だけでなく、配布する方の配りやすさもアイテム選びの際には押さえておきましょう。

ノベルティグッズはもらって嬉しいアイテムであれば企業イメージアップにも効果的ですが、不要なアイテムをお渡ししてしまうことで、真逆のイメージダウンにつながりかねない側面があることを意識してアイテム選びをする必要があります。

低コストを意識しましょう

ノベルティグッズのポイント2つ目は導入にかかるコストです。
不特定多数の幅広い方々へ配布するいわゆる”ばらまき”や、来店者へのプレゼントなど配布方法をご紹介しましたが、コストに関して意識するポイントがあります。
一般的には利益を生むためにもコストを抑えて効果的に行うとお考えになりますが、来店時のプレゼントの紹介でも説明している景品表示法があることです。
来店時にもれなく配布するアイテムや先着プレゼントを行う場合、景品表示法の総付景品(ベタ付け景品)に該当します。
総付景品は取引価額(消費税を含めた価格)が1,000円未満の場合、用意できる景品類の最高額が一律200円になるため、取引の有無にかかわらず配布を行う、この場合は原則として200円までの景品でなければいけません。
そのため高価なアイテムや、201円以上のノベルティを提供してしまうと法律に触れてしまうため、低コストのアイテムを意識する必要がある点を押さえておきましょう。

ノベルティを配布するときの注意点

そのほかの配布における注意点をご紹介します。

街頭での配布について

街頭での配布には配布場所を管轄する警察署への届出が必要です。
届出を出さずに配布を行う場合、道路交通法第119条に該当し、3ヶ月以下の懲役または5万円以下の罰金となるため、配布を行う際は届出を忘れてはいけません。

届出は即日受理されることはなく、申請から許可までには日数が掛かることもあり、警察署へ事前に相談するところから始めるといいでしょう。

届出は3つの書類が2部ずつ必要です。
  • 道路使用許可申請書
  • 配布する場所の地図
  • 配布するチラシのコピーまたはサンプル品

これらは警察署ホームページなどでダウンロードデータを取得できることがあるため、用意されている場合は取得して準備しましょう。
また、収入印紙が必要になるため提出の際にはお金の用意をしておきましょう。
印紙代については各地域の警察署により異なることが考えられるため、配布を行う際は管轄警察署へ必ず確認の上、必要なものを用意してください。

まとめ

販促品全般をノベルティグッズと混同されがちですが、ここまででノベルティグッズは宣伝や認知が主な目的であることをご紹介しました。
配布のしかたや場所もさまざまある中で、景品表示法や、街頭配布では道路交通法なども関連してくるため、多様な知識が必要となります。
注意点なども押さえて効果的なノベルティ配布を行っていきましょう。