ノベルティ制作にかかる費用の相場は?

ノベルティを制作する上での3つのポイントを押さえましょう。

ノベルティグッズはいくらくらいなのか?

ノベルティグッズは1個あたり数円単位のアイテムから、数百円~数千円するアイテムなどさまざまあり、選ぶアイテムによって価格に違いがあります。
ポケットティッシュや付箋、うちわなどで広く宣伝を目的に街頭などで”ばらまき”を行う場合や、お取引業者へのご挨拶の品に、名入れカレンダーや、名入れした粗品タオル・お年賀タオルなど、どのようにノベルティを活用するかによって使用するアイテムが異なります。
こうしたことから、どのようにノベルティグッズや、販促品を配布するのかも合わせてアイテム選びをするといいでしょう。

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購入数(ロット数)で価格が変わる

ノベルティグッズは購入する個数によって価格が異なります。
販促品・ノベルティグッズサイトで表示される価格はアイテムによって変わりますが、100個注文の場合の価格や、1,000個注文の場合の価格を表示していることが大半になるため、必ず商品詳細ページにある価格表を確認しましょう。

はじめて販促品を利用される場合は、購入数の少ない小ロットがオススメです。
10個や、30個などの小ロットの場合は1個あたりの単価は上がりますが、在庫を抱えるリスクを避けるメリットがあるでしょう。

お試しの配布からはじめて、受け取る方々の反応に合わせて追加や、そのほかのアイテムを利用するのもいいでしょう。

景品表示法の範囲内を意識する

販促品やノベルティの配布を行う上で忘れてはいけないのが景品表示法です。
イベントでの無料配布や、街頭配布、来店者・入会者へプレゼントするノベルティグッズや、購入者・契約者限定で抽選参加ができるプレゼントキャンペーンの実施など、販促品やノベルティの配布にはルールがあります。

景品表示法は、過大な景品の提供によって商品やサービスでの競争に力が入らなくなることは、消費者に不利益につながる悪循環を生むおそれがあるため、提供するアイテムに制限を設けていると理解しましょう。

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名入れ方法でも価格は変わる

販促品の中でもノベルティグッズの目的は、宣伝や商品・サービスの認知向上、企業イメージアップなどのために配布する販促品の手段です。
そのため、アイテムに企業名や商品・サービス名、企業ロゴ、校章などの「名入れ」を施すことが一般的です。
名入れを施すことで、受け取られた消費者がアイテムに触れるたび、企業名や商品・サービス名を目にすることで思い出すことにつながり、中長期的な宣伝になるメリットがあります。
また、アイテムによって選べる名入れの方法は変わり、それに伴って価格も変わります。
アイテムの相場だけでなく、名入れに掛かる価格も踏まえて相場を出す必要があるので注意しましょう。
ここでは名入れに関して大きく分けて2種類の方法をご紹介します。

テキスト入稿

テキスト入稿とは、アイテムそれぞれにあらかじめ決められた範囲、文字数、フォントなどの中で自由にテキスト文章を入力してデザインする方法です。
柄や模様のテンプレートがある場合もあり、オリジナルデータがない場合でもオリジナルのノベルティグッズを作成できます。
名入れカレンダーや、名入れタオルで利用されているほか、タンブラーやエコバッグ、トートバッグなどで用意されていることがあります。

データ入稿

データ入稿とは、企業ロゴや校章、企業名のほか、写真やオリジナルのデザインなどをアイテムに印刷するための入稿方法です。

データ入稿で作成するためにはAdobe illustrator(アドビ イラストレータ)のaiデータ、または、Photoshop(フォトショップ)のpsdデータが必要となるため、オリジナルデザインのアイテムを作成する場合は準備をしましょう。

データ入稿はデザインの自由度が高いので、ロゴのワンポイントデザインのほか、アイテムによってはぐるりと一周したデザインなども作成が可能です。

※ホームページをお持ちでロゴデータがお手元にない場合は、ホームページの作成を依頼した制作会社にご相談するといいでしょう。

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オススメのノベルティ7選

ここからはノベルティグッズなどの販促品制作でオススメのアイテム7選として、アイテムのオススメポイントと特長をご紹介します。

エコバッグ

エコバッグ

オススメポイント
  • 実用性の高さ
  • 種類が豊富さ
  • デザインの自由さ

エコバッグ(トートバッグ)は、ノベルティグッズの中でも価格は手頃で導入しやすい定番アイテムです。
エコバッグは配布してからも普段使いされることがあるので、ノベルティグッズとしての宣伝効果が期待できます。
2020年7月のレジ袋有料化以降、環境に優しいエコグッズは企業のブランドイメージアップにも使用されるため人気となっています。

※展示会などのイベントで配布する場合は、会場を歩き回る来場者へ配布するので、大きなバッグに大きなロゴなどのデザインを名入れすることが多くあります。
※買い物袋に使用できるエコバッグを配布する場合は、普段使いしやすく名入れするデザインはワンポイントにするなど、大きくしないことで長く使いやすいアイテムになるでしょう。

ボールペン

ボールペン

オススメポイント
  • 実用性の高さ
  • 配布しやすい
  • 種類の豊富さ

ボールペンは流行り廃りのない定番のノベルティグッズです。
種類が豊富なため、低価格なアイテムが多く、導入しやすい特長があります。
名入れができるアイテムもあるので、使用するたびに企業名や商品・サービス名を繰り返し見せることもできるメリットがあります。
また、かさばらないので配布しやすく”ばらまき”を行うのにも最適です。
名入れボールペンの商品一覧はこちら

メモ帳・付箋(ふせん)

メモ帳・付箋(ふせん)

オススメポイント
  • 実用性の高さ
  • 配布しやすい
  • ビジネスパーソンや学生へのノベルティにオススメ

メモ帳や付箋(ふせん)は、ボールペン同様に実用性が高く、長く使用できるため人気のアイテムです。低価格で使用している間、宣伝したい内容を伝え続けることができるのでノベルティグッズとして相性がいいアイテムになります。
オリジナル付箋の商品一覧はこちら

クリアファイル

クリアファイル

オススメポイント
  • 実用性の高さ
  • 色やサイズの種類も豊富
  • 就職説明会やオープンキャンパスにオススメ

クリアファイルは、ボールペンやメモ帳など同様に人気なノベルティグッズです。
ノベルティグッズだけでなく、オリジナルグッズとしても利用ができるためさまざまな世代の方々に好まれるアイテムになります。
合同企業説明会や、オープンキャンパスへ来場した学生へのノベルティに相性が良くオススメです。

ウェットティッシュ

ウェットティッシュ

オススメポイント
  • 新型コロナウイルス感染症対策で高まった消毒・除菌グッズ
  • 利用頻度が高く実用的
  • 喜ばれるアイテム

新型コロナウイルス感染症によって高まった消毒・除菌意識に合うトレンドを押さえたノベルティグッズです。
低価格で導入できる上、受け取りやすいアイテムので、在庫を抱える可能性が低いと考えられるアイテムです。
オリジナル除菌グッズの商品一覧はこちら

カレンダー

カレンダー

オススメポイント
  • 1年にわたって社名を伝え続ける
  • 毎年のご挨拶のキッカケになる
  • 直接お渡しできない場合でもメール便で送れるアイテムがある

カレンダーは年末年始のご挨拶にお配りするアイテムとして人気が高く、関係構築にもオススメのノベルティグッズです。
名入れを施すことで使用される間はカレンダーを目にするたびに社名などが目に入るため、ノベルティの目的である宣伝に最適なアイテムです。
コロナ禍で直接お渡しできない場合でも、メール便で郵送できるアイテムもあるので使いやすく、毎年利用する企業様が多いノベルティグッズです。

タオル

タオル

オススメポイント
  • 実用性の高さ
  • 毎年のご挨拶のキッカケになる
  • 使用するたび名入れした情報を伝え続ける

タオルはカレンダー同様に年末年始のご挨拶にお配りする定番アイテムです。
粗品や、お年賀タオルとしても利用できるため、外回りがある仕事をされている企業に人気があるノベルティグッズです。
何度も繰り返し使用できるほか、何枚あっても困らないアイテムのため、長期間にわたって企業名やサービス名などを伝えるメリットがあるでしょう。

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まとめ

さまざまなノベルティグッズがありますが、今回は低価格のアイテムを中心に導入しやすいアイテムをご紹介しました。
販促品・ノベルティグッズの通販の場合、一般的な通販サイトとは異なり、購入個数が多いことからお届けまでの日数がまちまちです。
商品選びをする際に、そのアイテムはどれほどの期間で納品されるのかも把握しておくことをオススメします。
導入を検討しているアイテムを配布前に確認したい場合は、サンプル購入を利用してみるのもいいでしょう。